離れて暮らす親に食事を届ける方法!買い物に行けない場合の解決策

高齢の親と離れて暮らしていると、「ちゃんと食べているだろうか」と心配になったことはありませんか?

私の母はいつも自転車で出かけていたので、高齢になった今、きちんと買い物に行けているかも気になるところです。

遠くにいるとすぐに様子を見に行くのも難しいし、何かと気がかりですよね。

目次

離れて暮らす親に食事を届ける方法

いつまでも健康で長生きするための基本は、やはり食生活です。

そこで今回は、離れて暮らす親に食事を届ける方法をご紹介します。

生活状況や好みから、ニーズに合いそうなものを探してみてくださいね。

冷凍宅配弁当

きちんとした食事を食べてもらいたい時、いちばん手軽なのは「冷凍宅配弁当」でしょう。

栄養バランスのとれたお弁当を、冷凍便で宅配してくれるサービスです。

高齢になると、台所に立って料理をするのも大変ですよね。

私の母も「腰が痛いし、今日は料理するのがめんどくさい」と、納豆ご飯など簡単なもので済ませてしまうこともあるようです。

冷凍宅配弁当ならレンジで温めればすぐに食べられます。

火を使わないので安心ですし、その日に食べなくても保存ができますね。

「冷凍のお弁当なんて」と思われるかもしれませんが、最近の冷凍宅配弁当は栄養士が監修し、栄養バランスがしっかりと考えられたものがほとんどです。

カロリー制限や減塩、低糖質メニューなどもあり、持病のある方も利用しやすくなっています。

また、和食、洋食、中華などメニューも豊富で、飽きることなく自分に合ったものを選べますよ。

お試しセットを利用できる冷凍宅配弁当サービスも多いので、どれが口に合うか試してもらってもいいかもしれませんね。

宅配食材

「やっぱり出来たてのご飯を食べたい」「料理は自分でできる」という場合には「宅配食材」がおススメです。

メニューを選ぶと必要な食材が人数分だけ届くサービスで、1週間分まとめて、1日1食分だけなど頻度も自由に選べます。

実は私も出産後にこの「宅配食材」を利用していました。

疲れている時にメニューに悩む必要がなく、レシピ通りに作れば美味しく仕上がるので、料理のハードルがグンと下がりました。

また、彩りにネギや枝豆を少しだけ使いたいけど量が多くて余ってしまう、なんてことありますよね。

必要な材料のみが届く宅配食材ならそんな悩みも解消され、夫婦二人や一人暮らしの方には特におススメです。

もっと手軽に料理をしたい場合には、カットされた食材が届くものを選ぶと良いでしょう。

カボチャや人参など、硬くて切りにくい食材を使った料理もあっという間に仕上がります。

時短にもなり、包丁で怪我をする心配もないので高齢の親にも安心ですね。

指先や頭を使う料理は認知症の予防にもつながります。

宅配食材をうまく利用して料理を楽しんでもらいましょう。

ネットスーパー

「自分の好きな食材で料理したい」「メニューは自分で決めたい」という方には、「ネットスーパー」がおススメです。

料理が得意な私の母は、普段無口な父に「あれ作ってよ」とリクエストされるのが嬉しいようで、生きがいのひとつになっています。

そんな人には、決められたメニューでは物足りないですよね。

でも、高齢の親が車や自転車で買い物に行くのも心配。

そんな時はネットスーパーを活用し、好きな食材を届けてもらいましょう。

高齢者がネットスーパーを利用する際、少しネックになるのがパソコンやスマホの操作です。

注文に手間がかかると気軽に使う気になれないですよね。

そうなる前に、積極的にやり方を教えてあげましょう。

「やってみると意外と簡単」「これなら自分にもできそう」という高齢者も実は多いんですよ。

母の友人はネットスーパーをきっかけにパソコンに興味を持ち、教室に通い始めたそうです。

それでも「やっぱりネット注文は難しい」という場合には、代わりに注文してあげるのが良いでしょう。

皆さんの名前で登録して注文し、親の住所に届けることもできます。

どんなものを買っているのか把握できるので、安心感にもつながりますね。

まとめ

親が高齢になっていくと心配事も増えますよね。

しかし離れて暮らしていても、いろんな形で親の健康や食事をサポートすることができます。

家族の協力で、笑顔で元気な老後を過ごしてもらいたいですね。

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